ここでは、”物体”と”物質”の違いについて勉強していきたいと思います。
【授業の流れ】
1 本時の課題を知る
2 物体と物質の違いを身近なもので考えてみよう!
3 まとめ
4 振り返り(知識の確認)
5 理科室の正しい使い方
〈理科室の正しい使い方〉
より詳しく!理科イ!! |
” 物” には質量と体積が必ずある
砂糖や食塩を水に溶かすと見えなくなりますが、砂糖や食塩はなくなったわけではありません。このように” 物” の質量は水に溶かしても変わりません。
ビーカーの口を下にして水の中に入れると水は中に入ってきません。この場合、ビーカーの中に入っている空気が専用の場所(空間)をしめていたため、中に水が入り込めなかったのです。このことから空気にも体積があるということがわかります。
以上のように、” 物” には質量と体積が必ずあります。逆に、「質量と体積があれば” 物” である」といえるのです。
「質量」とは形が変わっても、空中でも水中でも宇宙でも変わらない” 物” そのものの量のことです。質量の単位にはg(グラム)やkg(キログラム)が使われます。